2011年03月
2011年03月31日
2010シルクロード紀行（最終章） 終着点ブダペスト 高澤明敞
大震災に心がひるんでいたが、今日は2010年度の最終日。
ここで旅の締めくくりをしておこう。
古都エステルゴム、センテンドレから2010年の旅の終着点ブダペストへ戻る。
1241年冬 予定通りポーランドのクラクフに入ったバトゥ汗は、ここで隊を分けて、一方は北ポーランドを経てボヘミア（現在のチェコ）へ、もう一方は国境を越えてハンガリーに侵入させた。前年の暮れからモンゴル来襲の報に接していたハンガリー王ベーラ四世は、諸侯に戦闘準備を要請したが協力を得られず、遊牧民のクマン人に入植を許可する条件で出兵してもらう。しかし、その後諸侯がクマン人のボスを殺したため、彼らの裏切りに遭い、ブダから襲い掛かったモンゴル軍によって市民のマジャール人は壊滅する。そしてベーラ四世はあやうく現在のクロアチアの首都ザグレブに逃れる。
当時ベーラ王はエステルゴムの城に居住していたとのことであった。
往時を語る風もなく、ドナウを挟んで秋雲の下のブダペストは悠然と静まっている。
とんでもない事態になって、予定通り遠征が出来るかどうかは微妙。
それでも来年のローマゴールへ向けて、今年はブダペストを起点に、モンゴルの足跡を追ってにハンガリ−平原を西へヴェネチュアを目指す旅になる予定。
toyama_33_com at 17:59｜Permalink│TrackBack(0)│
2011年03月30日
東北関東大震災 西 俊久
東北関東大震災。想像を絶する惨状に、茫然自失、テレビを前にひたすら落ち込んでいた。引きこもり老人である。
追い打ちをかけるように、福島原発大事故発生。政府、原子力安全委員会、東電の発表することはいかにも歯切れが悪い。新聞、テレビの報道も同様。
次々に目に入ってくる映像、海外メディア、ネットを通じて流れてくる情報から察するに、これは大変な災害、とても政府発表の程度のものではない、本当のことを知らされているとは到底思えない。なんらかの情報操作が行われているとしか思えない。これでは大本営発表である。
この大災害が今後どの様な展開を見せるにしても、我が身の行く末に大きな相違を生じることはあり得ないと諦観し開き直っているが、困難に直面している方々や、自分の後に残される孫、子の世代のことを考えるとそうも言っていられないし、なにより、無知蒙昧、愚かな一老人のまま敵前逃亡するのは厭だ。
少なくとも、判ることは判る、判らないことは判らないとはっきりして置くこと位は出来るはず、と考えて固まりかけた脳みそをかき回し、Googleを頼りに纏めに取りかかったが、これがとんでもない了見違い。次から次へと疑問が生じ際限がない。
10日間ほどかけて、なんとか下記のようなところにたどり着いた。
ご一読、ご批判、ご感想などを頂けるとありがたい。
なお原案は数ページにわたるものであるが、冗長に過ぎ論点がぼけるのをおそれて、結論だけを述べてある。判りにくいところがあるかも知れない。ご指摘があれば喜んで補足説明をする所存である。
以上
本文
福島原発大事故報道・・判ったこと、判らないこと
(2011年3月29日 西 俊久記)
(��)原発に何が起こったか？
地震により原子炉は自動停止し、核分裂は止まっている。
運転が止まっても(核分裂が止まっても)、燃料は発熱を続けるので、それを冷却しなければならないところ、冷却装置が津波により機能しなくなっていることが大問題。
(��)放射線量の単位
「グレイ(Gr)」と「シーベルト(Sv)」が用いられる。
・1グレイ(Gr)＝1ジュール/��
(およそ熱いコーヒーをひとすすりしたとき、体内に取り込まれる熱量に等しいという)
・シーベルト(Sv)＝同じ線量(Gr)の放射線であっても、放射線の種類、放射線に曝される人体の組織によって、影響は異なる。この影響の大きさを表す量をシーベルト(Sv)と呼ぶ。
(��)どれほどの量の放射線に被曝すると健康に問題が発生するのか？
事故発生直後テレビに報道されたチャートには「１Sv被曝すると吐き気、嘔吐を催す」、「７Svだと全員被曝」など恐ろしいことが書いてある。一方では「人間は自然放射線を2.4��Sv浴びている」、「一回の胸部CTスキャンで6.9��Sv被曝する」などの表現が乱れ飛んでいた。
? Sv即ち1000��Sv、100万μSvであることに気づくのに時間がかかった。
? どれほどの時間に被曝したかが明記されていないことが多いので混乱を招くが、通常1時間あたりの被曝線量であるという。
? 被曝者全員死亡という表現は７Sv、即ち7000��Svを「一度に纏めて受けた場合」のことという。「一度に纏めて受ける」というのは曖昧でどの程度なのか判断に窮する。
? 200��Sv/年以下の被曝では急性放射線症は認められないとされている。
致死量に至らないまでも、放射線被曝は白血病などがん発症の可能性を増す、遺伝に影響がある、などと言われている。「その可能性はゼロである」とは誰も言えないことのようであるが、2005年に米国科学アカデミーの報告によると：
? 年間100��Sv被曝した100人の中の1人が被曝によるがんになる可能性がある。42人は被曝以外の原因でがんになる可能性がある。つまり、被曝によりがんになる可能性はゼロではないが、被曝者であっても喫煙など被曝に関係のない原因でがんになる可能性はその40倍以上ということになる。
? 遺伝に関しては、ネズミその他の動物実験では突然変異が起きることについて膨大なデータがあるが、広島・長崎でそれが見つからなかった。しかしこれは、調査対象数が少なかったからであって、人間には起きないと信じる理由はないとしている。
これをどの様に評価するか、立場により正反対の評価になるのは、日々報道されている通りである。
(��)食品出荷・摂取規制に際して急遽報道されるようになった「ベクレル」「暫定規制値」「国の基準値」などの用語が招く混乱
3月23日菅総理は、福島県産の農産品から、食品衛生法の「暫定規制値」を超える放射性物質が検出されたとして、摂取制限に踏み切った。
? 突然出て来た食品衛生法の「暫定規制値」とは何であるか？
? 何が「暫定」なのか？
? 規制値の測定は継続的に行われていた様には思えない。この日以前にはこの暫定規制値なるものを超えていなかったことは確認されているのか？
従来、食品衛生法には放射線汚染食品の安全基準が規定されていなかった。今般の惨事に直面して厚生労働省は、原子力安全委員会が一昨年「飲食物摂取制限に関する指標」として策定した数値をそのまま「暫定規制値」として採用し、規制発動の指標として3月17日に各都道府県知事宛通達したものである由。
また原子力安全委員会による「飲食物摂取制限に関する指標」は、チェルノブイリ惨事の経験を基に各国が選定した数値を踏まえ、日本の食習慣などの特殊事情を勘案して策定した指標であるという。
それにしても、これでは汚染食品を
? どれほどの量(なんグラムとか、なんリットルとか)を
? どれだけの期間(何日間、何ヶ月間、何年間)に亘って
? 摂取した場合に、どの様な危険に(ガンになる、死に至る)
? どれほどの割合で(何人に一人、何％の人間が)襲われることになるのか
? これは通常の場合に比較して何倍の危険性なのか
など疑問は募るばかりである。
放射性ヨウ素を含む飲料水の暫定規制値は、大人の場合は300ベクレル/�圓任△襪箸掘�更に、注意書きで乳児の場合は100ベクレル/�坩幣紊寮歇茲呂靴覆い茲Δ忙愼海垢襪海箸筏�載されている。
また、ベクレル(Bq)とは放射性物質の量を表す単位である。但しこの数字は、原子核が崩壊するときに出る放射線の「種類」や「強さ」を表すものではないという。
いよいよ複雑怪奇、混乱の極みであるが、計算式は省略して結論を述べると以下のようなことらしい。(BqをSvに換算する係数が元素の種類ごとに定められている)
【暫定規制値300Bq/�圓魎泙牋�料水2��(2リットル)を1年間飲み続けると、年間4.8��Svの影響を受けることになるが、これは被曝低減対策が必要となる年間実効線量5��Svとほぼ同等レベルになるので、規制が必要。】
年間実効線量5��Sv被曝すると、健康にどのような障害が生じるのかはっきりしたデータがないから、「食用に供されても健康に害を与えない。念のため早い段階から出荷を差し控え、できるだけ摂取しない方が望ましい。」と訳の分らない説明をしなければならなくなる。これでは「基準値」という名前に値しない、何のための基準値かと言いたい。
内閣府食品安全委員会はこの暫定規制基準値の健康への影響評価について、審議を続けているが3月28日現在最終結論は出ていない。だが「基準値を上回る食品を食べた場合であっても直ちに健康に悪影響を生じるものではない」と断言している。直ちにというのが気になるが、要するにこれは「影響がないですよ」と言っているに相違ないと睨んでいる。
(��)「通常の○○倍の放射線」という表現のいかがわしさ
「第三号機タービン建屋から通常の1000万倍の放射線が検出された」との見出しが躍る。基の数値の健康への影響がはっきりしないところ、その何倍を検出したと言うのはいたずらに恐怖心を煽る以外の何ものでもない。なんら有用な情報とはならないではないか。
以上
追い打ちをかけるように、福島原発大事故発生。政府、原子力安全委員会、東電の発表することはいかにも歯切れが悪い。新聞、テレビの報道も同様。
次々に目に入ってくる映像、海外メディア、ネットを通じて流れてくる情報から察するに、これは大変な災害、とても政府発表の程度のものではない、本当のことを知らされているとは到底思えない。なんらかの情報操作が行われているとしか思えない。これでは大本営発表である。
この大災害が今後どの様な展開を見せるにしても、我が身の行く末に大きな相違を生じることはあり得ないと諦観し開き直っているが、困難に直面している方々や、自分の後に残される孫、子の世代のことを考えるとそうも言っていられないし、なにより、無知蒙昧、愚かな一老人のまま敵前逃亡するのは厭だ。
少なくとも、判ることは判る、判らないことは判らないとはっきりして置くこと位は出来るはず、と考えて固まりかけた脳みそをかき回し、Googleを頼りに纏めに取りかかったが、これがとんでもない了見違い。次から次へと疑問が生じ際限がない。
10日間ほどかけて、なんとか下記のようなところにたどり着いた。
ご一読、ご批判、ご感想などを頂けるとありがたい。
なお原案は数ページにわたるものであるが、冗長に過ぎ論点がぼけるのをおそれて、結論だけを述べてある。判りにくいところがあるかも知れない。ご指摘があれば喜んで補足説明をする所存である。
以上
本文
福島原発大事故報道・・判ったこと、判らないこと
(2011年3月29日 西 俊久記)
(��)原発に何が起こったか？
地震により原子炉は自動停止し、核分裂は止まっている。
運転が止まっても(核分裂が止まっても)、燃料は発熱を続けるので、それを冷却しなければならないところ、冷却装置が津波により機能しなくなっていることが大問題。
(��)放射線量の単位
「グレイ(Gr)」と「シーベルト(Sv)」が用いられる。
・1グレイ(Gr)＝1ジュール/��
(およそ熱いコーヒーをひとすすりしたとき、体内に取り込まれる熱量に等しいという)
・シーベルト(Sv)＝同じ線量(Gr)の放射線であっても、放射線の種類、放射線に曝される人体の組織によって、影響は異なる。この影響の大きさを表す量をシーベルト(Sv)と呼ぶ。
(��)どれほどの量の放射線に被曝すると健康に問題が発生するのか？
事故発生直後テレビに報道されたチャートには「１Sv被曝すると吐き気、嘔吐を催す」、「７Svだと全員被曝」など恐ろしいことが書いてある。一方では「人間は自然放射線を2.4��Sv浴びている」、「一回の胸部CTスキャンで6.9��Sv被曝する」などの表現が乱れ飛んでいた。
? Sv即ち1000��Sv、100万μSvであることに気づくのに時間がかかった。
? どれほどの時間に被曝したかが明記されていないことが多いので混乱を招くが、通常1時間あたりの被曝線量であるという。
? 被曝者全員死亡という表現は７Sv、即ち7000��Svを「一度に纏めて受けた場合」のことという。「一度に纏めて受ける」というのは曖昧でどの程度なのか判断に窮する。
? 200��Sv/年以下の被曝では急性放射線症は認められないとされている。
致死量に至らないまでも、放射線被曝は白血病などがん発症の可能性を増す、遺伝に影響がある、などと言われている。「その可能性はゼロである」とは誰も言えないことのようであるが、2005年に米国科学アカデミーの報告によると：
? 年間100��Sv被曝した100人の中の1人が被曝によるがんになる可能性がある。42人は被曝以外の原因でがんになる可能性がある。つまり、被曝によりがんになる可能性はゼロではないが、被曝者であっても喫煙など被曝に関係のない原因でがんになる可能性はその40倍以上ということになる。
? 遺伝に関しては、ネズミその他の動物実験では突然変異が起きることについて膨大なデータがあるが、広島・長崎でそれが見つからなかった。しかしこれは、調査対象数が少なかったからであって、人間には起きないと信じる理由はないとしている。
これをどの様に評価するか、立場により正反対の評価になるのは、日々報道されている通りである。
(��)食品出荷・摂取規制に際して急遽報道されるようになった「ベクレル」「暫定規制値」「国の基準値」などの用語が招く混乱
3月23日菅総理は、福島県産の農産品から、食品衛生法の「暫定規制値」を超える放射性物質が検出されたとして、摂取制限に踏み切った。
? 突然出て来た食品衛生法の「暫定規制値」とは何であるか？
? 何が「暫定」なのか？
? 規制値の測定は継続的に行われていた様には思えない。この日以前にはこの暫定規制値なるものを超えていなかったことは確認されているのか？
従来、食品衛生法には放射線汚染食品の安全基準が規定されていなかった。今般の惨事に直面して厚生労働省は、原子力安全委員会が一昨年「飲食物摂取制限に関する指標」として策定した数値をそのまま「暫定規制値」として採用し、規制発動の指標として3月17日に各都道府県知事宛通達したものである由。
また原子力安全委員会による「飲食物摂取制限に関する指標」は、チェルノブイリ惨事の経験を基に各国が選定した数値を踏まえ、日本の食習慣などの特殊事情を勘案して策定した指標であるという。
それにしても、これでは汚染食品を
? どれほどの量(なんグラムとか、なんリットルとか)を
? どれだけの期間(何日間、何ヶ月間、何年間)に亘って
? 摂取した場合に、どの様な危険に(ガンになる、死に至る)
? どれほどの割合で(何人に一人、何％の人間が)襲われることになるのか
? これは通常の場合に比較して何倍の危険性なのか
など疑問は募るばかりである。
放射性ヨウ素を含む飲料水の暫定規制値は、大人の場合は300ベクレル/�圓任△襪箸掘�更に、注意書きで乳児の場合は100ベクレル/�坩幣紊寮歇茲呂靴覆い茲Δ忙愼海垢襪海箸筏�載されている。
また、ベクレル(Bq)とは放射性物質の量を表す単位である。但しこの数字は、原子核が崩壊するときに出る放射線の「種類」や「強さ」を表すものではないという。
いよいよ複雑怪奇、混乱の極みであるが、計算式は省略して結論を述べると以下のようなことらしい。(BqをSvに換算する係数が元素の種類ごとに定められている)
【暫定規制値300Bq/�圓魎泙牋�料水2��(2リットル)を1年間飲み続けると、年間4.8��Svの影響を受けることになるが、これは被曝低減対策が必要となる年間実効線量5��Svとほぼ同等レベルになるので、規制が必要。】
年間実効線量5��Sv被曝すると、健康にどのような障害が生じるのかはっきりしたデータがないから、「食用に供されても健康に害を与えない。念のため早い段階から出荷を差し控え、できるだけ摂取しない方が望ましい。」と訳の分らない説明をしなければならなくなる。これでは「基準値」という名前に値しない、何のための基準値かと言いたい。
内閣府食品安全委員会はこの暫定規制基準値の健康への影響評価について、審議を続けているが3月28日現在最終結論は出ていない。だが「基準値を上回る食品を食べた場合であっても直ちに健康に悪影響を生じるものではない」と断言している。直ちにというのが気になるが、要するにこれは「影響がないですよ」と言っているに相違ないと睨んでいる。
(��)「通常の○○倍の放射線」という表現のいかがわしさ
「第三号機タービン建屋から通常の1000万倍の放射線が検出された」との見出しが躍る。基の数値の健康への影響がはっきりしないところ、その何倍を検出したと言うのはいたずらに恐怖心を煽る以外の何ものでもない。なんら有用な情報とはならないではないか。
以上
toyama_33_com at 19:38｜Permalink│TrackBack(0)│
2011年03月16日
頑張れニッポン 高澤明敞
地球上でも過去最大規模の被害を受けた日本。
これから世界に日本の底力を見せてやろうじゃないか！！！
あの悲惨な戦争の焼け野原から、
世界第二の経済大国までに立ち上がった日本だ。
（生産人口の比率から見たら今だって世界第二位だ）
原発事故どころか原爆の洗礼すら経験している。
あの時から見たら十分すぎる程の余力があるはずだ。
こんな未曾有の惨状の中でも国民は概ね整然としている。
略奪も暴行もない。
おろおろしているのは行政だけだ。
この民度の高さは世界への誇り。
何年かかるか分からないが
皆で支えあって、
見事に立ち直って見せてやろうじゃないか！！！
toyama_33_com at 22:41｜Permalink│TrackBack(0)│
2011年03月12日
2010シルクロード紀行（10） 高澤明敞
今回の遠征はモンゴル西攻めの道として「草原のシルクロード」を辿ったのだが、「歩く」道筋は限られていた。
そこで歩きのフィナーレはハンガリーの山歩き。
ブダペスト郊外のセンテンドレ付近のハイキングコース。
ハンガリーは山歩きが好きな国民とのことで、コースも自然を損なうことなく念入りに整備されていた。
2日間にわたって歩いたのはハンガリーでも1押しという人気コースだそうだ。
天候にも恵まれたが、西洋ブナの森林地帯のうウォーキング（というよりトレッキング）は爽快だった。
そこで歩きのフィナーレはハンガリーの山歩き。
ブダペスト郊外のセンテンドレ付近のハイキングコース。
ハンガリーは山歩きが好きな国民とのことで、コースも自然を損なうことなく念入りに整備されていた。
2日間にわたって歩いたのはハンガリーでも1押しという人気コースだそうだ。
天候にも恵まれたが、西洋ブナの森林地帯のうウォーキング（というよりトレッキング）は爽快だった。
toyama_33_com at 14:03｜Permalink│TrackBack(0)│
2011年03月04日
2010シルクロード紀行（9） ハンガリーの古都エステルゴム 高澤明敞
ここエステルゴム（Esztergom）は、ハンガリーでも指折りの歴史的、宗教的に重要な意味を持つ処で、１世紀にはローマ人の居住区が出来、10世紀後半には初代国王イシュトヴァーンの父がここで城を築きこの町が発展してきた。しかし、13世紀のモンゴル来襲によって街は破壊され、宮廷はブダの丘に移された。
エステルゴム大聖堂はハンガリー・カトリック教会の総本山として名高く,1000年から丘の上に建てられていた。今の建物は150年前のものでハンガリー最大の教会である。
写真1 ドナウ河に架かるスロバキアへの国境の橋からエステルゴム大聖堂を臨む。
写真2 エステルゴム大聖堂のダイアモンドリング。
写真3 スロバキアへの国境の橋、マリア・バレリア橋。
エステルゴム大聖堂はハンガリー・カトリック教会の総本山として名高く,1000年から丘の上に建てられていた。今の建物は150年前のものでハンガリー最大の教会である。
写真1 ドナウ河に架かるスロバキアへの国境の橋からエステルゴム大聖堂を臨む。
写真2 エステルゴム大聖堂のダイアモンドリング。
写真3 スロバキアへの国境の橋、マリア・バレリア橋。
toyama_33_com at 20:24｜Permalink│TrackBack(0)│
